2018.03.30 22:45第二十六話 ぬらりひょんあらすじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・父は毎日残業だと忙しくし、母は父の浮気を追い詰める。姉も見た目は派手になりさらに宗教にハマる始末。崩壊寸前な山田家の少年・平太郎は鍵の掛かったドアからフラリと表れた謎の老人に出会う。
2018.03.30 09:39妖のおはなし:大太郎法師(だいだらぼっち)(第七話)大太郎法師 生息地:日本全国大太郎法師は国産みの際に遣わされた大人(おおひと)・古代神です。その大きさは天にも届くと言われ、日本各地の山を作ったり、山を作る際に踏ん張った或いは地団駄を踏んだ跡が湖になったりと、大きな山や湖には大太郎法師伝説が多く残されてます。デイダラボッチ、レイラボッチ、ダイダラ坊、タイタン坊、等との呼び名が地方に寄って...
2018.03.23 22:45第二十五話 歌い骸骨あらすじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・兄・健吾は弟を疎み、弟・隼人は兄を憎む、そんな兄弟のすれ違いの末、弟は逆上し兄を殺す。そして四十か月後、隼人を呼び止める声は、殺した兄の骸骨だった。
2018.03.23 09:05妖のおはなし:つらら娘(第六話)つらら娘 生息地:新潟県雪女が雪の化身であるなら、つらら娘はその名の通り氷柱の化身でありますので妖精の類いであろうと思われます。東北には氷柱の精の話が多いのですが地方に寄って名前どころか推定年齢が違ってたりいたします。つらら女とか、つらら女房、山形のすが女房、新潟県や富山県の一部では、氷柱をかねっこり、と言うらしく、新潟県では娘の姿をして...
2018.03.16 22:45第二十四話 縊鬼(くびれおに)あらすじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小吉木穂花は疲れていた。仕事に追われ連日残業当たり前、帰りは終電の日も。小吉木穂花は肉体的にも精神的にも疲れ切っていた。とある日の帰り道、家族での夕食をする約束の時間に遅れトボトボと歩きながら「何のために生きているのだろうか」と溜め息を吐くと背後から「死ぬためだよ」と...
2018.03.16 07:51妖のおはなし:白い女(第五話)白い女 発祥元:現代怪談幽霊画として通称白い幽霊というのがありまして霞の様にふわっとしております。幽霊とは文字通り幽かな霊で円山応挙が広めたとされる下半身が透けてオーバーラップしている様なイメージでしょうか。現在では霊だけでイメージが統一されておりますが。昔はこの霊という言葉には様々な分け方で考えられておりまして、古くは鬼が幽霊の意味で後...
2018.03.09 23:30第二十三話 小袖の手あらすじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さな劇団で舞台女優の七海は、常連で通う雑貨屋で舞台衣装用の古い着物を買う。その着物を座長に見せると座長の鳥山は急に狼狽える。実はその着物はかつて鳥山の恋人でもあった劇団女優 吉原梅乃の遺品だった。
2018.03.09 09:05妖のおはなし:泥田坊(第四話)泥田坊(どろたぼう)生息地: 東北と江戸 「むかし北国に翁あり、子孫のためにいささかの田地をかひ置て寒暑風雨をさけず時々の耕作おこたらざりしに。この翁死してよりその子酒にふけりて農業を事とせず、はてにはこの田地を他人にうりあたへれば、夜な々々目の一つあるくろきものいでて、田かへせ々々とののしりけり。これを泥田坊といふとぞ」・・...
2018.03.02 22:45第二十ニ話 袖引小僧あらすじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・怪奇漫画家Mは担当編集者のMを居酒屋に呼び出す。そこで〆切前にアイディアを生み出すために立ち寄った神社の裏森で起こった奇妙な出来事を話す。実はその森は何人たりとも踏み入れてはいけない「入らずの森」だった。
2018.03.02 00:54妖のおはなし:おくり人(第三話)おくり人 発祥元:現代怪談妖怪とは本来、妖しい怪しいモノ全般を指し、現在ではそういった化け物の図説化されたものをキャラクターとして理解されている傾向にあります。そのキャラクターを昔は化け物と呼び、化け物の幼児語がお化けなのだとすると現在お化けとして認知されいるのものが幽霊つまり元、人だったモノとなります。この幽霊という言葉も現在は単に霊と...